和歌山県立橋本体育館

和歌山県立橋本体育館

所在地:橋本市北馬場455番地(橋本市運動公園内)

構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規模:地上3階建て 延床面積14,997.83㎡

建物概要:メインアリーナ46m×63m サブアリーナ22.5m×38m 武道室16m×32m

     トレーニングルーム、体力測定室、更衣室、控室、会議室、休憩室ほか

観覧席:メイン2,718席(うち可動式1,680席)サブ210席

備品:バスケットゴール、移動式舞台、卓球台多数など

駐車場:約700台

設計者:アール・アイ・エー大阪支社

施工:鴻池組・南海辰村建設・淺沼組建設工事共同企業体

 

『あの青い三角』や『ピラミッド』などの愛称で地元民に知られる和歌山県立橋本体育館は体育館としては県内ではビッグホエールに次ぐ規模で、京奈和道の北、橋本カントリークラブや城山台、あやの台を始めとする新興住宅街に囲まれた橋本市運動公園内に建てられています。

およそ28ヘクタールの公園内には延長162mの流水プールを始め、こどもプールや競泳プール、日本陸連第3種の公認を受けた陸上競技場を備えた多目的グラウンドに、ナイター設備を備えた12面のテニスコートなど充実した施設が揃えられ、その中に平成11年9月、この体育館はオープンしました。

運動公園内には当初、野球場も作られる計画でしたが、諸般の事情で残念ながら実現には到っていません。

 

京奈和道橋本ICから車で十分ほど。運動公園のゲートを抜けるとほどなく、その姿が見えて来ます。

俵型の屋根と煌びやかで印象的なガラスのピラミッド。

そのピラミッドの足元がエントランスホールになっており、普通の体育館とは少し違う印象を受けますが、固定・移動式を合わせて2,718席あるメインアリーナは多目的ホール的な利用も可能なので、イベントやコンサートなどが開かれる時には、入場者の気持ちを高揚させる効果が十分にあると感じました。

1階のメイン・サブアリーナと武道室は、ただ広いだけではなく、バックヤードに十分な資機材が備えられており、様々なニーズに対応できる様になっています。

2階には、観覧者の方々が寛げる立派なロビーや休憩室に加え、大・中・小会議室も有って、大きなイベントだけでなく、地域の人々の様々な需要に応えられる施設ともなっています。

また、配置・平面計画や外観・内装などに『三角形』を意識した計画が成されています。

訪れられた時には『隠れミッキー』ならぬ『隠れ三角形』を探して見るのも一興です。

今年は残念ながらコロナウイルス感染症対策の一環で様々な行事が中止になってしまっていますが、例年は休日の施設利用率は、ほぼ100%との事でした。

今回の取材に際し、館長の森夏樹様の御厚意でメインアリーナの天井裏や屋上にも登らせて頂くという、とても貴重な体験をさせて頂きました。

この場をお借り致しまして改めてお礼申し上げます。

 

【会報誌きのくにR2年9月号掲載】

情報・出版委員 大川 嗣久

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